コンテナの選び方
準備 ポイント
ンテナや鉢の選び方 ユリなど根が球根から地面に出る間の基部からも根が出るのである程度の深さが必要です。
チューリップ、スイセンなど比較的浅植えできる種類は、
普通のプランターや浅い鉢でも十分育ちます。
土作り 市販されている球根用・草花用の培養土を使用すると便利です。
または赤玉土と腐葉土,完熟堆肥をよく混ぜ合わせたもの。
保水性・排水性が良く有機質がたっぷり含まれていればOK。
元肥の入っていない土を使用する場合のみ少量の肥料を混ぜたものを用意する。
(割合は赤玉土6、腐葉土3、完熟堆肥(楽)1、ミリオン少々)
置き場所

球根によって日向を好むもの、日陰を好むものがあるのでその特性に注意しましょう。
たとえばチューリップは戸外の日当たりのいい所で育て、花が咲き始めたら半日陰に置くと花が長持ちします。スノードロップは半日陰が適しています。
秋植え球根の場合、寒さに当たることによって芽を出す準備をします。
寒さに十分あたっていない球根は背丈が伸びず、目が細くなりは花付きが悪くなってしまいます。
※早く咲かせたいからといって、すぐに室内に入れてしまわないように・・・

水はけの為のネットを敷きます。

※水やりの際、土が流れるのを防いだり、鉢底穴から虫が侵入するのを防ぐ。

深い鉢の場合は鉢底石や軽石などを入れる(2〜3cm)

※水はけをよくする。

浅い鉢の場合は培養土だけで大丈夫です。

 

培養土を入れる。

球根専用の土、リピート培養土を使用すると便利です※ウォータースペース分の余裕をもって入れるようする。(鉢の外側の縁から1〜2cm程度)

 

(リピート培養土)コンテナ用には赤玉小粒を2割足すとベストです。繰り返し使える環境にやさしい製品です。動物性たい肥は使っていません。

 

 

 

球根を置く

植えつける2〜3日前に土を湿らせておくといいでしょう。球根を並べたら球根の頭が隠れるくらい土をかぶせる小さい球根の場合、ほんの少し球根の頭が隠れるくらい※ユリなどは球根の上からも根が出るので10〜15cmくらい深植えにしたほうがよいでしょう。なるべく深いコンテナを用意しましょう。

 

植え付けの間隔

複数の球根を植える場合は・・・球根1個分くらいあける。小さい球根の場合は詰めて植えても大丈夫です

 

水やり

植え付けが終わったらたっぷり水やりをしましょう。気温が高いうちに球根を植えつけた場合、水をやりすぎると腐ることがあるので気をつけましょう。

 

 

 

 

綺麗な花を楽しむ為に植えた球根の管理をしてあげましょう。

冬の間は毎日水やりする必要はありませんが、庭植えと違い乾燥しやすいので、表面の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。但しいつもジメジメでは球根が腐る原因にもなります。土の中がふんわりしっとりしている状態がいいでしょう。一度でも土を乾燥させてしまうと花は咲きません。つぼみがついたら乾かさないようたっぷり水を与えましょう。
球根だけなら基本的には追肥はいりませんが、他の草花と寄せ植えしているようであれば液肥を水で薄めてあげると良いでしょう。
春先からアブラムシが発生しやすくなります。害虫を介してウイルス病にかかるので発生する前に、天然のニームオイル入りのスプレーや「碧露」など、2月下旬頃から時々スプレーしておく。(防御の為です)アブラムシをちょっとでも発見したら、牛乳液をスプレーする。(牛乳の成分である「カゼイン」で虫の気門を塞ぎ、窒息死させる。)春になるとすごい勢いで増えるので少ないうちに対処!が肝心です。

 

 

  1. 枝や葉っぱが密集しすぎて風通 しが悪くなっていませんか?
  2. 水はけの悪い土に植わっていませんか?
  3. 肥料をやりすぎていませんか? 

  1. 花が咲き終わったら、すぐに花首のところから手でもぎ取りましょう
  2. ウイルス感染の予防にハサミを使わず、手でもぎ取ると良いでしょう。
  3. 原種系のチューリップやスイセンは植えつける時にゆったりと間隔をとって球根を育てた場合、そのままにしていても翌年もまた同じように開花します。
  4. ただし、密集して植えた場合には球根を掘りあげて植え替えをしないと綺麗な花は期待できません。
  5. また、チューリップの園芸品種の場合はチューリップの翌年開花は苦労の割りに同じような花は期待できません。(毎年新しい球根で楽しみましょう)

 

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